悩む姿は美しい。

「今日のブログは何を書こう?」と自分の心に聞いてみると、「柏餅と雪うさぎ」と答えが返ってきます。

それを聞いて私は「柏餅と雪うさぎは形が似ているなあ」と思ったんです。

どちらも白くて、葉っぱがくっついてる。
そして、どちらも縁起物ですね。

皆さんは、ゲン担ぎなどされるでしょうか?

ゲン担ぎと言えるかどうか分かりませんが、私は仕事がうまくいくように毎日30分以上の読書を習慣にしています。

「仕事がうまくいく」というのは、人それぞれの解釈があると思います。

稼ぐことを目標にしている人。
やりがいを求めて仕事に取り組んでいる人。
誰かのために働いている人。
プライベートを充実させるために最低限の仕事をこなす人。

もしかしたら、誰にも怒られないことが「成功」だったり、褒めてもらうことが「成功」だったりするかもしれません。

「うまくいってる」とか「成功している」とか「幸せを感じる」という感覚は人それぞれの基準があり、それらを認めて社会で協力して達成感を得ることはとても素晴らしいことだと思います。

その達成感を得たくて、人は社会に出て仕事をするのかもしれません。
決して一人では味わうことのできない、達成感です。

社会に出て協力するというのは、親からの援助を借りずとも子供の自分を捨てて繭から脱皮するようなものです。

社会に出たら、何が欲しいですか?
富でしょうか?名声でしょうか?

私は欲しいものは何でも手に入ると思っています。
それは私がすごい立派な人間だからではなくて、人には潜在的にその能力が備わっているからだと思っています。

眠れない夜に「One sheep,two sheep...」と数えるとことで眠気を誘いますが、羊がピョンピョン柵をこえていく姿を想像するだけで癒されるものがありますね。

私は案外、人は超越した能力を使うことがこわいと思っていると感じています。
なぜなら、それはまだ見ぬ自分の姿を見ることは誰だってこわいからです。

繭から出たとき、あなたは一番何をしたいでしょうか?
繭から出て見た外は、あなたの何を映し出してくれるでしょうか?

映し出された世界は、虹色に輝く世界であるようにたくさん望めば望むほどあなたの願いは叶っていくはずです。

手相は、見る者の世界をそのまま映し出します。
タロットは、深層心理を深く掘り下げるツールです。
西洋占星術は、あなたを取り巻く世界を天体を通して翻訳していきます。
数秘術では、数の持つパワーについてあなたのエネルギーと照らし合わせてみていきます。

そんな占いのツールを使いながら、お客様との会話を通してさまざまな世界を体験することが私の癒しとなっています。

「悩み相談を聞いていて大変じゃないですか?」と仰ってくださったりもしますが、悩み相談ほど美しいものはありません。

人が悩んでいる姿はとても美しいのです。
なぜなら、真摯にその人と向き合っている姿が私の目に浮かんでくるから。
誰かのために悩める方は、とても美しいです。

そして、自分のために悩める方はもっと美しいです。
なぜなら、それはその人が自分を大切にしているという何よりの証拠だから。

端午の節句に柏餅を食べる理由は、かしわの木が新芽が出るまで葉を落とすことがないから。
葉が落ちないことから、子孫繁栄や家系が途絶えないようにという意味で柏餅を食べます。

雪うさぎは常緑樹の耳や南天の目に象徴されるように、冬でも枯れず「難を逃れる」アイテムを身に着けている最強にかわいらしい風物詩です。

そのようにして私は末永くお客様のお話に耳を傾けていられるように、日々アップデートを積み重ねています。

いつも新鮮な私でいられるように、繭から出た世界をみなさんと共有して喜びも苦しみも分かち合えたら、「もう一人じゃない」と心の中の灯を一緒にあたためていけるのではないでしょうか。

占いというツールはとても面白いです。
占いというツールを使って見る世界は、私にとって新鮮なものばかりです。

占いというツールを使ってみなさんの心に橋をかけて渡り、同じ世界を見て、その世界に虹を架けていけたらなと思います。



大阪・難波(なんば) 占い
占い師・虎白さくら


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