西洋占星術⑰ホロスコープの冥王星を読む

本日は、ついにずっと放置していた占いサロン『ブライトリガー』冥王星について読み解いていきたいと思います。

ちなみになぜずっと放置してしまっていたかというと、一度冥王星の記事を書いたにも関わらず、ハウスを読み違えていたため「全て書き直し!」となったまま心理テストの記事へと移行してしまったので、遅くなりました。

ぜひご自身のホロスコープの冥王星を読む参考になさってくだいさい。

冥王星が表す意味

個人の出生図で冥王星が表す意味というのは、限界を越える・死と再生・未知のものなどです。

極端さや「徹底的にやる!」といった0か100の状態を表すこともあります。
とことん物事に取り組む姿勢や火事場の馬鹿力的なものを発揮したりもします。

また、威圧感や凄み、カリスマ性などの「圧倒的な〇〇」を表すこともあります。

では、具体的にホロスコープで読み解いていきましょう。

ブライトリガーの冥王星

ブライトリガーのホロスコープ


ブライトリガーのホロスコープ

ブライトリガーの出生図での冥王星は、9ハウス山羊座にあります。

山羊座が土の活動サインで、どんどん山やピラミッドを作り出していくイメージです。
組織の運営や継続的に生産する土、後に残せる実績を重視します。

9ハウスというのは、学問や探求のハウスです。
どのように自分の世界を広げ、意識を向上させるかのハウスです。
長距離移動や旅がテーマのハウスでもあり、海外や貿易。出版も表します。

ざっくり星座とハウスを説明するとこんな感じなのですが、じゃあそこに冥王星があるとどんな性質を帯びるのかというと、一言で表すと「常に学ぶ姿勢を忘れず飽くなき探求心で実績・成果を上げていく」姿勢や、「仕事にストイックに打ち込む」姿勢が本当にストイックというか。
なるべく私生活や私情を挟まず、「実のある成果を占い結果でお伝えするには」を極めている状態であるとか、余計な話はせず「お客様の未来が望むようになるように形にしていくには?」に対して全力で取り組むであったり。

冥王星は個人のホロスコープでそう大きな影響が出る天体ではないので、あくまで仕事の姿勢は魚座太陽的な「広く共感して癒し効果もある」側面が強いと思います。
(ブライトリガーのホロスコープ上です)

ただこの山羊座冥王星のみを見ると、「共感よりもお客様がちゃんと望む未来を得られているのか?」という結果に重きを置いている側面もあるのかもしれません。
そして、それが9ハウスにあるので「どうすればもっと確実な占いやアドバイスが出来るのか?」を常に探求するような姿勢もあるかもしれませんね。

ホロスコープ上の冥王星とのアスペクト

アスペクトを見ると山羊座冥王星は魚座太陽とセクスタイル(60度)、乙女座月とトライン(120度)、魚座水星とセミスクエア(45度)を形成しています。

太陽・月・水星と個人天体では強く個性が出る天体に冥王星がアスペクトしているということは、この3つの天体と星座の要素を「よりとことん極める」という性質を帯びることになるでしょう。

魚座太陽・水星へのアスペクトだったら、「より共感する姿勢を崩さず持つ」であったり、「深い懐を誰よりも強く持つ」であったり。
また「公平さ・平等さ(11ハウス)」に関しても徹底した姿勢を見せるところもあるかもしれません。

乙女座月とトラインということで、この120度の組み合わせは「互いに補助し合う」アスペクトです。
乙女座月のコツコツ丁寧に真面目に取り組む姿勢を、山羊座冥王星が「とことんやってのけよう!」とサポートしているような配置です。

なので、通常よりは「生真面目さ」や「几帳面さ」また「細かな配慮」などを気づくような性質を持っているのかもしれません。

まとめ

みなさんのホロスコープでの冥王星はいかがでしょうか?
これで10天体全ての天体の説明・読み方は完了です。

次回以降のホロスコープブログはまだ予定していませんが、ハウスやアスペクトの読み方の参考例を出していけたらなあと考えています。



大阪・難波(なんば) 占い
占い師・虎白さくら



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