西洋占星術㉒火のエレメント

さて、これまでにサインとは何か?とサインは4つのエレメント(火・風・土・水)に分類されるというお話をしてきました。

本日は『火のサイン』の解説をしていきます。

火のエレメントを持つサイン

まず火の性質を持つサインは3つあり、「牡羊座・獅子座・射手座」です。

この3つのサインは同じ火のサインの括りになるので、共通の特徴を持っています。
「サイン」は、その星座の持つ「欲求」を表します。

だけど、また後に説明しますが、同じ火のサイン同士でも「クオリティ」という行動パターンの種類が違います。
なので、同じ火のサインでもどんな行動をするか?という部分が違ってくるのです。

ここでは「火のサイン」という括りから、牡羊座・獅子座・射手座に共通する特徴を説明していきます。

火の性質とは?

火は、燃えて上昇していく性質を持っています。
火が燃えているところをイメージしてもらうと、分かりやすいと思います。

火はメラメラ燃えて、空へと煙を上らせていきます。
地面から離れて上へ上へとのぼっていく様子から、地に足をつけたところから離れていく。
=抽象度が上がる、という特徴を持っています。

矢印で表すと、上向き矢印が火のサインです。
↑↑↑火↑↑↑

抽象的な物事というところから、まだ形になってないアイデアや直観も火のサインの特徴の一つです。
この場合の“直観”とは、結論が先にひらめくというような感じです。

また、地面(細かい具体的なこと)から離れて燃える=飛躍することや自由な精神を持つことを表し、自立や独立を求めるところもあります。

よって、火のサインは束縛を嫌います。

さらに火は熱いので、熱意や情熱、興奮などのワクワクドキドキ感を表し、そして戦うという特徴もあります。

そこから発展させて、可能性や創作意欲を持っていて、夢を見るサインです。
もっともっと上に飛び抜けていく要素があります。

場の雰囲気や物事を盛り上げるのが得意ですが、火が強すぎるとごちゃごちゃした事実や根拠は置いておいて盛り上がり重視をするところがあります。
単純なのも火のサインの特徴ですね。

やはり上にのぼっていく火の性質から、向上心・精神性という意味も持ちます。



大阪・難波(なんば) 占い
占い師・虎白さくら


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