西洋占星術で占ってみた- 大阪占い師「虎白さくら」 - 占いブログ - 占い大阪- 難波の当たる占いサロン「ブライトリガー」

2024.04.05 カテゴリ：虎白さくら

【占ってみた！】西洋占星術鑑定⑬

今回は西洋占星術で占ってみました！
※お客様に掲載のご許可をいただいて書いております。

すべてを解説するとここでは膨大な量になりますので、ホロスコープで重要とされる天体である太陽・月・土星を中心に読んでいきます。

出生図

<太陽>

ホロスコープでの太陽は人生目的であり、何をしている時に充実感を感じるのかを知ることができます。

８ハウス蠍座で射手座水星とコンジャンクションしています。
太陽の働きに水星の効果も連動されるような配置です。

つまり、人生目的や仕事をしている時に水星の要素があるものを選ぶとやりがいをより感じやすくなります。
また、人生の大事なことを選ぶ時も水星要素が入ったものを自然と選んでいるのだと思います。

水星はコミュニケーションや作業の仕方、情報収集の仕方、頭で考えることなどを表します。

８ハウスは「受け取る」ハウスなので、自分が０から始めるのではなく、誰かのものを引き継いでそれを発展させていくようなことが多いかもしれません。
また、蠍座は８ハウスのナチュラナルサインなので、蠍座が最もその力を発揮しやすい配置です。
死や性、財産や血縁関係、権力、継承、保険といった意味も８ハウスと蠍座に共通したものとなります。
なので、それに関わるようなお仕事をされるとより能動的に働けるかと思います。

なぜなら、蠍座は人との深い一体感を求めるから。
ちょっとやそってでは切れないような変化しない関りをを求めます。
ゆえに最初は人見知りだったり猜疑心が強かったり、嫉妬してしまったりもあるかもしれません。

でも、一度仲良くなると人懐っこく、その思慮深さで情緒的な結びつきを強めていけます。

そこから、お仕事は浅く広くいろんな人と関わる仕事よりも、一人の人ときっちり向き合ってコミュニケーションを密に取って、信頼し合えるような仕事だと安心してできるかもしれません。
不特定多数の人を相手にするよりは、特定の人と長い付き合いをして、互いのことを知っていく方がやりがいを感じられそうです。

蠍座は集中力が高く、何事も中途半端にせずとことん突き詰めていく執念深さも持っています。
よって、ただの事務作業や誰でもできる単調作業を同時進行するより、自分が「誰かの役に立つ」と感じられることを深く掘り下げていくようなことに意義を感じるかもしれません。

どんどん深入りしていける物事や、知れば知るほど奥深さを感じられることに魅力を感じやすいです。
洞察力があるので、策略を考えるようなことや物事や人の心理の裏側を見抜くということも得意です。

広い世界というよりは、限られた範囲の中で思いっきり能力を発揮するようなこと、もしくは人の上に立って集団を束ねていくようなことが人生を輝かせてくれそうです。

<月>

ホロスコープでの月は、家でリラックスしている時の自分や幼少期の自分、ストレスが溜まった時の発散法を表します。

月は５ハウスで獅子座です。

５ハウスは何かを創り出すクリエイティブなハウスで、他には自己表現や遊びや企画、子供を意味します。
すごいのは、５ハウスっていうのは獅子座がナチュラルサインなんです。
先程の８ハウス蠍座と同じく、より獅子座が能力を発揮しやすい配置にいますね。
なので、太陽も月も、強くその性質が出ているでしょう。

獅子座月というと、家にいる時の素の自分は良い意味で子供っぽくて純心。
仕事が終わったらみんなのことを盛り上げるムードメーカーになったり、太っ腹で気前の良いところがあって豪快。
まるでみんなのヒーローのように明るくて正々堂々としていて、人を惹きつける魅力的な人です。
みんなを照らす太陽のような人です。

幼少期からそんなところがあったかもしれません。
勇気があり、間違っていることは「そうではないと思う！」とはっきり自己主張できますし、親分肌的なところがあるので立場が弱い人や仲間を守ることができる。

強い信念で動くので、知らぬ間にみんなの中心にいたり、注目を集めていたりすることが多いでしょう。

遊び心や冒険心もあり、度胸もあるので、とても華やかで「主人公」タイプです。

ストレスが溜まってくると、独り善がりになってしまって自意識が強くなってしまい、傲慢になりがちになってしまったりして落ち込みが激しくなってしまいますので、自分は「拗ねてるかもしれない…」と気づくと、「楽しいことをして遊ぶ！」と思い出してもらうと、また本来の自分に戻ってこれるでしょう。

<土星>

土星は、苦手意識があり、晩年に向けてコントロールや克服していくようなことを表します。

山羊座10ハウスにあり、金星とコンジャンクション、木星とオポジションの配置です。

いや～！これもすごいのが、10ハウスのナチュラルサインは山羊座で、その支配星が土星です。

10ハウスは所属する集団の特徴を表すハウスであり、目に見える社会集団の中での位置づけです。
たとえば、お勤め先の肩書きや、どんな看板を自分が背負っているか？社会から求められる振る舞いは？といったことを表します。
運営や全体の統括、結果や評価、社会の役割や立場上の義務なども10ハウスと山羊座がともに意味することです。

そこから、必要以上に「きちんとしなければ」と自分に義務を負いがちだったり、職務を全うしようという姿勢が人一倍強いような配置だと読めます。
自分が求められている役割や結果を形として残すこと。
また、仕事熱心で向上心や野心も「強く持たねば」と自分を律するところもあるかもしれません。

現場に忠実であり、ルールにきちんと従えますが、自分が思っているよりも他の人より堅実で真面目で実は常識的でしょう。

結果を出せなかったら価値がない…というところもあり、自分のやりがい以上に人からの評価や数字を大事にする責任感が強いタイプでもあります。

山羊座金星要素もそこに加わるので、ただ単に仕事をきっちりこなしていくのではなく、「美しさ」や「人からの愛情」というのも大事になりそうです。
山羊座というとドライでムダを省く！なんてところがあるスマートな人なのですが、金星が加わることでちょっと人情が出るというか、すべてを切り捨てずに「芸術」や「ムダなものも必要」というやわらかさが出ているような気がします。

<仕事>

仕事は太陽と10ハウス以外に、MCとその支配星からも読むことができます。
MCは射手座で、その支配星は木星です。
木星は４ハウス蟹座にいますね。

周囲から求められる仕事や役割というのが射手座要素的に言うと、柔軟で豊富な知識を求められるような臨機応変に対応していく職場だったり、人に何かを教える役割を持ちやすいかもしれません。

向上心高く働けて、常に理想を追っていけるような仕事ですと燃えやすいですし、周囲もやる気に満ち満ちている人が多いと、相乗効果で頑張っていけるでしょう。

支配星のいる４ハウス蟹座的要素も含めると、一人で仕事をするのではなく、親しい仲間と良いチームワークを組んで行うような仕事が向いていますし、そういう仕事をしていることも多いのではないでしょうか。
蟹座は、狭い範囲の情緒的繋がりを大事にするので、仲間とか友達とか家族を守り育てるような、温かくて居心地の良い場所を育んでいける力があります。
チームで困っている人がいたら積極的に助けてあげて世話を見てあげて、「地元を愛する」的に自分のホームに愛着を持って働ける職場に縁があるかもしれません。

また、10ハウスも仕事のハウスと先ほど書いていましたが、10ハウスに天体が集中していますね。
(８ハウスも多いですが)

仕事の過程よりも、自分の仕事への評価や結果が、より自分にとって重要なのかもしれません。
どれだけ過程が良かったとしても、結果を出せなかったら意味がないというのが山羊座的な要素です。

さらに、山羊座天王星と海王星もお持ちなので、どうすれば今よりも理想の職場になるのか？という改善点や改革、既存のルールよりももっと自由なものを目指していくところがあるかもしれません。

海王星はスピリチュアルという意味もあるのですが、仕事だと「変動性のある職場」という意味にもなったりします。
毎回臨機応変に対応していくなどは射手座要素ですが、山羊座海王星だと、明確に形があるわけではないものに形や名前をつける、と言う意味になるかもしれません。

つまり、不明瞭で形がないものを形にして、結果を出していく。そして、それを人一倍シビアに考えているし、そこに美しさや芸術的な何かを感じられるようなお仕事に携わっていらっしゃるようなイメージです。

<恋愛>

女性の場合は、ホロスコープの火星が好みの男性のタイプを表しています。
そして、太陽が旦那になる人のタイプを表しています。

火星は太陽と同じく蠍座にあるので、恋愛として好きになった人がそのまま旦那さんとなっても違和感ないのではないでしょうか。
火星は冥王星とコンジャンクションしているので、より一体感を感じられる人や、どんな人よりも深く繋がり合っているという感覚を感じられる人。
運命共同体のような魂が惹かれ合うような恋で、そんな結婚相手になるかもしれません。

自分自身も愛情深く、一度信じたら人を裏切らないですが、パートナーもまた、一度心を開いてくれたら磁石のようにくっついて離れないような、他の誰も２人の間に入ってこれないような２人だけの秘密の世界観を持って人生を共にできるかもしれません。